(10)ラストシーズンに懸ける思い~佐藤政仁主将~

1999.01.01
 「チームのために犠牲になる」。最後のシーズンを前に、佐藤主将(政経4)は自らにそのテーマを掲げた。33年ぶりの春秋連覇を目指す今季。主将として、彼は何よりもチーム第一で挑む決意を新たにした。

 真面目で厳格、そして誰よりもチーム思いの佐藤主将。練習でも試合でも絶えず声を出しチームを活気づける一方、私生活など細かいところにも目を配り、厳しさを持ってチームをまとめてきた。また「秋は日ごろの練習の成果、実力がいかに出せるか」と、人一倍の練習にも取り組んでいる。誰もが口にする連覇達成に向け、彼はチームに尽くすことを惜しまない。

 仲が良く、何でも言い合える最高のチーム。主将として、このチームのために自らを犠牲にして戦い抜く。最後のシーズンを最高の形で全うすべく、佐藤主将最後のシーズンがいま始まる。

◆佐藤政仁 さとうまさひと 政経4 青森山田高出 174cm・68kg

※9月13日発行明大スポーツ瓦版 ラストシーズン第1回より転載