
東大を相手に確実に勝利!/東京六大学秋季リーグ戦
東大を相手に確実に勝利!/東京六大学秋季リーグ戦
早大、立大から順当に勝ち点を奪ってきた本学準硬式野球部。今週は東大が相手となる。「練習では打てるけれど、試合では打てない」と言う選手が波に乗るには絶好のチャンスといえるゲームとなるだろう。
本日の先発はエース・井上(農3)だ。初回、先頭打者に初球から長打を浴び、三塁打を許してしまう。しかし「気に入らなかったけど、逆転できると思っていた」と井上は振り返り、井上をリードしていた相沢(商3)は「1、2点の失点は痛くはない。気楽にやった」と前向きなピッチングを見せ、この回を最少失点に抑えた。
その後1回に1点、3回に2点を奪い逆転に成功。そして5回の本学の攻撃で試合は大きく動いた。相手の失策や四球と打線をうまくかみ合わせた上、盗塁をこの回のみで四つも決める。長打は多く出なかったものの、打者一巡を超える猛攻で一挙6得点。本学は勝利を絶対的なものとした。
勝ちにぐっと近づいた本学は、普段試合に出ることが少ない選手を次々とグラウンドへ送る。緊張している選手もいたようだが、ベンチからの明るい声にともない緊張はほぐれていき、雰囲気も最高潮。グラウンドには明治の選手たちの明るい声が響いていた。6回から先は得点しなかったが、選手たちは試合を十分に楽しめたことだろう。
「明日もいろいろと試したい。でも勝たないと意味がない」(相沢)と現実的なコメントを残した。雰囲気よくグラウンドを盛り上げることももちろん大切なことだが、『勝つ』ということが本学準硬式野球部にとっては何より重要なことなのだ。これからの試合でも、一戦一戦を大切に勝ち抜いていく彼らに期待が高まる。
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