開幕戦勝利! 毛利が6回無失点の好投/東京六大学春季リーグ戦

2025.04.19

 ついに春季リーグ戦が開幕。4月19日に東大1回戦が行われ、先発の毛利海大投手(情コミ4=福岡大大濠)が6回9奪三振の好投で試合をつくり、明大を勝利に導いた。

(明)○毛利、大室、大川―小島
(東)●渡辺―杉浦
【安】(明)7(東)3
【二】(明)光弘2(4回、9回)◇犠打2 ◇併殺1 ◇残塁7 ◇盗塁1 ◇失策0

 投手陣が無失点で東大打線を抑えた。先発の毛利は3回に死球、5回に安打で出塁を許すも、小島大河捕手(政経4=東海大相模)が盗塁を刺して走者をアウトにし、ほかの回では三者凡退に抑えるなど全ての回を打者3人で抑えた。2番手で登場したのは、リーグ戦初登板の大室亮満投手(文2=高松商)。安打を一本打たれるも、全てのアウトを三振で取るなど華々しいデビューを果たした。8、9回を任された大川慈英投手(国際4=常総学院)は打たせて取る投球で次々と打者を封じ込み、無失点リレーでの白星に貢献した。

 打撃は好機でしっかり得点を挙げた。3回表、木本圭一主将(政経4=桐蔭学園)の先頭安打などで2死一、三塁の好機をつくると、田上夏衣外野手(商2=広陵)が自身リーグ戦初安打初打点となる適時打を放ち、先制に成功。続く4回表、今井英寿内野手(政経4=松商学園)が安打で出塁すると、光弘帆高内野手(商3=履正社)が二塁打で追加点を挙げた。この試合、光弘は9回にも二塁打を放ち3打数2安打の活躍を見せた。

 開幕戦を見事に勝利で飾った明大。リーグ戦初出場の田上と大室が活躍するなど新戦力が頭角を表し、『四冠』へ一歩前進した。

[野原千聖]