(1)いよいよ開幕!東京六大学秋季リーグ戦

何が起こるか分からないリーグ戦。昨秋の開幕戦では、現在21季連続最下位の東大に、負けはしなかったものの9回に勝ち越しを許すなど、油断大敵だ。
今年の夏も、選手たちは恒例の高森合宿で厳しい練習を積んできた。それぞれに課題や目的意識を持って取り組み、「やるべきことはやった」(和田学生コーチ・営4)と、実りのある夏になったようだ。昨季優勝したことで、「追う」立場から「追われる」立場となった今季。けれども、あくまで「挑戦者の気持ちで戦う」(佐藤主将・政経4)と、おごりは一切ない。
「連覇するのは難しいと思うけど、春以上の気持ちを持って、秋は日本一になりたい」(岩田・営4)。全日本大学選手権準決勝、東海大戦では1イニング16失点を記録。7-17の大差で敗退した。悪夢で終わった春を、最高の秋で振り払う。夢の日本一へ向かって、紫紺軍団は新たな伝説をつくっていく。
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