今井が打撃好調! 三菱重工Eastに勝利/春季オープン戦

2025.03.16

 3月3日から春季オープン戦が行われている。この日は三菱重工Eastと対戦。今井英寿内野手(政経3=松商学園)、内海優太外野手(商2=広陵)が2安打を放った。

 明大は2回表に本塁打を浴び、先制を許すとこの回計2失点。2点を追う3回裏、今井の三塁打で得点する。そして、次打者の内野ゴロの間に今井が本塁に生還し同点に追いついた。しかし5回表に1点献上し、3―2で試合前半を終えた。

 1点を追う明大は6回表、小島大河捕手(政経3=東海大相模)の安打で走者を出すも、相手投手の力投で得点ならず。しかし7回裏、宮田知弥内野手(商3=横浜)が安打を放つと、代打の田上夏衣外野手(商1=広陵)にも安打が生まれ1死二、三塁に。この試合一番の好機に打席に立ったのは一打席目で三塁打を放った今井。球を見極めバットを振った5球目、今井の二塁打が逆転につながり明大はそのまま勝利した。

 今井は「社会人チーム相手ということもあり、どうしても勝ちたい気持ちがみんなにあった。それは気持ちだけでなく、進塁打でつなぐ細かいプレーを意識してできていた」と試合を総括。マルチ安打を記録し打撃好調の今井だが「二塁打の時は狙った球を振り切れなかった」とリーグ開幕に向け、さらなる飛躍を目指す。

[小松錦葵]

試合後のコメント
今井
――打撃好調の秘訣(ひけつ)はございますか。
 「いろいろ考え方を変えて、打てる球を打つという簡単な考え方にして状態は上がってきました」

――リーグ戦に向けて意気込みをお願いします。
 「自分の打撃でチームを勝利に導きます」