念願果たせず…清瀬杯2回戦敗退/第37回全日本選抜大会

1999.01.01
念願果たせず…清瀬杯2回戦敗退/第37回全日本選抜大会
 ついに迎えた全国の舞台、清瀬杯。しかし、調整不足から本来の力が発揮できないまま2回戦で敗退した。

 全国の壁は厚かった。1回戦の愛知大戦はエース柳野(営4)が完投勝利し、迎えた2回戦の甲南大戦。本学の先発は川田(営4)。今春の登板機会に恵まれなかった川田がどうもピリッとしない。2回を2失点で稲葉(商1)にマウンドを譲るが、その稲葉も踏ん張りきれず、追加点を許してしまう。攻撃もスクイズを2回失敗するなど拙攻が目立ち、得点は岩根(農4)の本塁打の1点のみ。「チャンスを相手にあげてしまい、試合の流れを変えられなかった」(近藤主将・商4)。また、オフ期間の調整を失敗した選手が多くけが人が続出。万全なチーム状態からは程遠く、不完全燃焼な大会になってしまった。9月からは、秋季リーグ戦が始まる。「来年を見据えた戦い方をしていきたい」(近藤主将)。今後は、下級生を中心にチーム作りを進めていく。