関東3位!島本メイジ好発進/第48回関東選手権

1999.01.01
関東3位!島本メイジ好発進/第48回関東選手権
 昨年は3回戦敗退に終わった今大会。今年は島本主将(商4)のもと、全日本大学選手権大会(全日)への出場権が得られる“優勝”を目標に掲げ試合に臨んだ。初戦、2回戦、3回戦と難なく勝ち進み、その勢いのまま準々決勝・駒大戦も稲葉(商2)の力投などで勝利する。そして迎えた準決勝・法大戦。六大学リーグ戦でも戦う相手に「絶対勝つ」(島本主将)と強い気持ちで臨んだ。試合は点を取られれば取り返す緊迫した展開となり、9回終了で3-3のまま延長戦へ。だが延長11回裏、2番手として投げていた稲葉が打たれてしまう。先頭打者・吉田(法大)の放った打球はレフトフェンスを高々と越えていくサヨナラホームラン。3-4。まさかのサヨナラ負けで優勝の夢は断たれた。

 しかし、その後に行われた3位決定戦では強豪・東海大を破り、見事3位を勝ち取った。今大会、1年生は全員が試合に出場し活躍。また「試合の中でしか培われない精神的な成長もあった」(島本主将)と収穫は大きい。今大会、チームは全国屈指の実力を持つ東海大にも勝利するなど、確かな手ごたえを得た。だが法大戦では「打力で差が出た」(島本主将)と課題も残した。目標の全日出場のためには、4月15日から始まる東京六大学リーグ戦で優勝することが条件となる。明治初戦は4月22日の東大戦。全日出場に向け、さらなるレベルアップをし、優勝を目指していく。