ルーキー特集(4)

石川県の名門・星稜高では主将を務め、9年ぶりの甲子園出場の原動力となった島内宏明(法1)。リーグ戦終了後に行われた新人戦では2試合に出場。惜しくもヒットこそ出なかったが、プレーの随所で存在感を見せた。新人戦で主将を務めた水津健太郎(営2)も注目の松井二世・島内に、今回はクローズアップした。
「六大学で野球がやりやった」本学を選んだ理由を島内はこう話す。高校時代から名門校で鍛えられてきた島内だが、「六大学はピッチャーのレベルが高い。自分はまだまだと改めて実感した」と新人戦をふり返る。高校時代は主にトップバッターを務め足にも自信があり、バッティングにも自信があるが、島内が目指すのは走攻守三拍子が揃ったプレーヤーだ。「どれかが欠けていたらダメ。いいプレーヤーになれない」インタビューの最中ずっと絶やさず笑顔でいたが、理想の選手像について語ったこの時は真剣なまなざしになった。
まずは筋トレで基礎体力をしっかりつけて、チーム内の競争に勝つことが目標と話していた島内。チーム内の競争に勝ち、得意のバッティングで塁に出て、自慢の足で塁をかき回す。神宮のグラウンドで大暴れする日もそう遠くはないはずだ。
◆島内宏明 しまうちひろあき 法 星稜高出 180cm・75kg 左/左 外野手
シュアなバッティングと果敢な走塁が持ち味なプレーヤー。夏の高森合宿に一年生の外野手では唯一選ばれ、秋のベンチ入りにも十分に期待が持てる。目標としている選手は高校の先輩、ニューヨークヤンキースの松井秀喜選手。
次回のルーキー特集第5回は8/10(日)、森田貴之(法1)と隈部智也(商1)の予定です。
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