勇退の田中武宏監督が東京運動記者クラブ分科会特別賞を受賞/東京運動記者クラブ・アマチュア野球分科会表彰式

2024.12.17

 今年度限りで監督業を退任する田中武宏監督。5年間の戦績をたたえ、東京運動記者クラブアマチュア野球分科会より特別賞が贈られた。ほかにも社会人野球チームのENEOS野球部を4度都市対抗野球優勝に導いた大久保秀昭前監督が特別賞を、今年度大学野球四冠を達成した青学大が分科会賞を受賞した。

田中監督コメント

 「このような賞をいただき、本当にありがとうございます。5年間の監督生活で、その前には9年間コーチをしておりまして、選手だった4年間と合わせて18年もの間、携わらせていただいたのは学校関係者のみなさまのおかげです。監督生活5年間を振り返っていつも思うのは2020年、21年のコロナウイルスのところです。誰もが経験していないようなことがありましたし、本当に野球ができるのか、選手たちと一緒に野球ができるのかすごく心配だったのを覚えています。六大学としては、連盟理事会とも話をさせてもらったのですが2020年の春のリーグ戦を変則ながら5試合限定で夏に実施したときは、明治だけということではなくて法政さんの集団感染のときもそうですがなんとか6校で完走していこうという結束力を感じました。通常のリーグ戦になってからは3年間あっという間で、今ご紹介いただきましたプロ野球とか3連覇とかそういうことは一切頭になくて、ただ早く過ぎたなと。選手や助監督以下スタッフに本当に恵まれた5年間だと思います。代表して私が賞をもらいますがみんなにも贈られた賞だと思います。本日はこのような賞をいただき本当にありがとうございました」