創価大にまさかの逆転負け/全日本大学選手権予選会

1999.01.01
創価大にまさかの逆転負け/全日本大学選手権予選会
 初回から試合を有利に進めていった本学。しかし9回裏の失策から相手に得点を許し逆転負けを喫した。

 初回二番・古牧(文3)、三番・古城(政経2)の連続安打で出塁した本学は創価大投手を攻めた。また6回にも「フリーバッティングのような感じで打てた」と小林の本塁打で得点を上げて点差を広げ誰もが勝利を確信した。

 ところがそれまで創価大打線を1点に抑えていた稲葉(商4)が9回に捕まり、さらに交代した井上(農3)の暴投で勝ち越しを許してしまう。その裏先頭打者・柿木(商3)が出塁し反撃ののろしを上げたが、一度移ってしまった流れをもう止めることはできず、九番・江原(営4)のスクイズ失敗で結局5対4で逆転負けを喫した。

 これで清瀬杯への出場権を失った本学。しかし「細かい技術はもとよりもっと基本的なことを練習して確実なプレーをしたい」(相沢・商3)と言うように、やるべきことは見えている。次の公式戦は9月の秋期リーグ戦。それまでの約3カ月、今回の経験からチームがどう変わっていくのか。この敗北をただの敗北のまま終わらせてはいけない。