投手戦落とし、全日本選手権出場消える/全日本大学選手権予選会
投手戦落とし、全日本選手権出場消える/全日本大学選手権予選会
6月14日上柚木球場で、8月に行われる全日本大学選手権の出場権を懸けた2次トーナメントが開催された。3年連続の全日本大学選手権出場を目指す本学は、東都大学リーグで春季3位となった日大と対戦。本学は最後まであきらめない粘りの戦いを見せたが敗れ、3年連続の全日本大学選手権出場という夢は断たれた。
本学先発の井上(農3)は、走者を度々出すものの後続打者を打ち取り、中盤まで日大打線を0点に抑える。一方本学の打線は、序盤に一死満塁のチャンスをつくるなど日大先発の小田を攻め立てたが無得点。5回を終え0対0という投手戦となった。
そして試合が動いたのは6回表。井上は安打と四球でピンチを招くと、日大の6番中澤に先制打を許す。なんとか同点に追い付きたい本学だったが、尻上がりに調子を上げた小田の前に6回以降無安打に抑えられ、0対1の1点ビハインドで最終回を迎えてしまう。
逆転勝ちを収めるためにも9回裏の攻撃をいいリズムで迎えたい本学だったが、9回表にダメ押しの追加点を奪われる。しかし本学は敗色ムードが漂う中、小林(法1)、織田(営3)の連続安打で小田を引きずり下ろす粘りを見せ、その後一死二、三塁と一打同点のチャンスを迎える。だが後続の井上、代打柿木(商3)が凡退し試合終了。この敗北により、本学の全日本大学選手権への出場は消滅した。
試合後「(序盤の)一死満塁で点を取れなかったのが痛かった」と久保島監督は語り肩を落とした。だがまだ2次トーナメントは終わっていない。15日に早大東伏見グラウンドで行われる創価大戦に勝てば、8月に行われる清瀬杯の出場権が獲得できる。「明日(15日)、何が何でも勝って清瀬杯に出場する。そして優勝する!」(久保島監督)。
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