投打かみ合い早大に勝利/東京六大学秋季フレッシュトーナメント

2024.11.13

 フレッシュトーナメント初勝利を目指す明大は、田上夏衣外野手(商1=広陵)、福原聖矢捕手(国際2=東海大菅生)が3安打の活躍をみせるなど5得点を挙げる。投手陣は先発の外山稜太郎投手(理工2=桜美林)からの継投策で早大打線を2失点に抑え勝利をおさめた。

(明)○外山、大室、前田、三瓶、山内優―福原
(早)倉光、●齋藤士、岡村―尾形
【安】(明)11(早)4
【本】(早)坂口(1回)

【二】(明)福原(4回)光弘(5回)田上(8回) ◇残塁12 

 試合は1回表から動いた。先頭打者の田上が右安打で出塁し、続く岸本一心外野手(文2=横浜)が四球を選び無死一、二塁の好機をつくる。後続が倒れるも5番・光弘帆高内野手(商2=履正社)が適時右前二塁打を放ち先制する。4回表には福原のフェンス直撃二塁打に田上の適時打で同点に追いつく。8回表、岡田啓吾内野手(商2=前橋育英)が四球で出塁すると、友納周哉内野手(文2=福岡大大濠)、福原の安打などで3点を追加し5得点で勝利した。

 先発の外山は、1回裏に相手の阪口(早大)に左越本塁打を浴び1―1の同点に追いつかれ、2回裏には適時打で逆転を許す。4回裏から代わって登板した大室亮満投手(文1=高松商業)は3回を5奪三振と、圧巻の投球で早大打線を封じこむ。その後の継投も安定した投球をみせ、点を取られることなく試合終了。

 今試合は安打数が11と、打撃の好調がうかがえた。次戦は1日を挟んで15日金曜日に行われる。

[平良有梨奈]