
(7)池永芽・増田麻夕子
また大会の日には、スコアや会計、さまざまな道具の管理や本部のアナウンスなども行っている。
「頼まれたことは全部マネジャーの仕事」(池永・文3)と、簡単に言えてしまうほど仕事の幅は広い。そんな忙しい中、いつも楽しそうに活動している彼女たち。彼女たちの活動の原動力とは一体何なのだろうか。
今、部内で一番マネジャー歴が長いのが池永芽だ。彼女は1年の夏からマネジャーを始めた。「小学生の頃からずっと野球部のマネジャーをしたかった」と語る池永は女子高出身。野球部のマネジャー以外にはあまり興味を持てず、高校時代は何もクラブ活動をせずに過ごした。
そして大学入学後、念願の野球部のマネジャーを志す。硬式野球部のマネジャーになろうと入部の説明まで受けに出向いたが「(硬式野球部とは違って)準硬のマネジャーはグラウンドに出ることができて、とてもやりがいがある」(池永)と、選手たちを直接支えられることが準硬式野球部を選んだ。選手たちには「とにかく楽しくやってほしい。つまらなさそうに野球をしている姿を見るのはさみしいから」(池永)と、マネジャーとしての気持ちを語りつつ、選手たちにエールを送った。
そして今年また1人、部を支えるメンバーが増えた。増田麻夕子(政経1)だ。彼女は高校時代の先輩が獨協大で準硬式野球をしていることをきっかけに、本学の準硬式野球部に興味を持った。「マネジャーさんととても仲良しになれました。これからがんばっていきます!」(増田)と初々しく意気込みを語った。明るく話してくれた彼女なら、すぐに部になじめるはずだ。
決して表舞台に立つことはないマネジャーたち。しかし、一人一人がしっかりとした考えを持って活動に取り組んでいる。選手たちの活躍の裏には彼女たちの支えがあるのを忘れてはならない。彼女たちの頑張りにもエールを送りつつ、全日本選手権への出場、さらには全国制覇の偉業達成を信じ、応援していきたい。
◆池永芽 いけながめい 文3 川越女子高出 マネジャー
◆増田麻夕子 ますだまゆこ 政経1 都立国際高出 マネジャー
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