初回、本学は３番・古城（政経２）、４番・江川（法３）の連続本塁打で３点を先制し、早大の先発・増渕の立ち上がりを攻めると、２回にも点を挙げ序盤からたたみかけた。投げては井上（農３）が早大を１安打に抑え、毎回の11三振を奪い好投し、早大との１回戦に続き安定したピッチングを見せた。

　２回戦では最終回に追いつかれ、延長戦で勝ち越されるという嫌な負け方をしたが、この試合で快勝し悪い流れを断ち切った本学。「チームの雰囲気は良い」と選手も皆口をそろえる。リーグ戦優勝のためにはこれから１戦も落とせない。勢いに乗った本学は今週末に行われる慶大戦（最終戦）に臨む。

～選手のコメント～
江川
「（本塁打を）打った球は外角高めのストレート。低めは捨て、高めを待っていた。（早大との）２回戦では打てなかったから、今日は打ってやろうと思っていた。次の試合でも打ちたい」 。

古城
「向こうのピッチャーは１戦目投げて疲れているから積極的にいこうと思った。（本塁打を）打った球は甘めのストレート。次につなげようとしたのが良かった。慶大戦も気持ちを切らさずに臨み、チームの勝利に貢献したい」。

☆今週のＭＶＰ☆

井上祐次郎

　「ゆうちゃん」は硬式野球だけじゃない！本学準硬式野球部の井上祐次郎（農３）が対早大の初戦と３回戦に先発し、連続完封勝利を挙げた。井上は投球もさることながら、ルックスも抜群。イケメンエースがチームを勝利へ導いた。

　井上は初戦、「思ったところに投げられて良かった」と納得の投球で早大打線を手玉にとり、完封勝利を挙げる。しかし２回戦ではチームはまさかの逆転負け。そのため３回戦では、「昨日負けたから勝たなきゃいけない」といつも以上に気合が入り、11奪三振で早大打線を零封。１回戦に続く好投で、チームの窮地を救った。
　また井上は、『学生新聞』のイケメン特集に取り上げられるほどのルックスの持ち主。これからもこのイケメンエースの、周囲を魅了する端正な顔立ち、そして投球に注目だ。