10回表に悲劇、早大に逆転負け/東京六大学春季リーグ戦

1999.01.01
10回表に悲劇、早大に逆転負け/東京六大学春季リーグ戦
 初戦勝利の勢いをそのままに挑んだ対早大2回戦。本学は先制したものの9回表、エラーから同点に追い付かれ、さらに10回表、早大に勝ち越しを許し投手戦となった今試合を落としてしまった。
 
 本学は3回裏、2死1塁で一番相沢(商3)がセンターを深々と破るタイムリースリーベースを放ち先制。6回にも1点追加し、誰もが勝利を確信していた。しかし2-1と明大1点リードで迎えた9回表、「もったいなかった。運が悪かった」と語るサード江川(法3)のエラーがきっかけとなり失点。同点となってしまった。
 結局延長戦の末、10回表、早大の下位打線に連打を浴びてしまい、本学は逆転負け。「勝てた試合だった」と先発10回完投の稲葉(商4)は試合後肩を落とした。

 これで本学は早大との対戦成績を五分五分に戻してしまった。翌19日に早大東伏見グラウンドで行われる対早大3回戦で、このカードの勝者が決まる。