毛利が満塁弾浴びる 今季初敗戦/東京六大学秋季リーグ戦

2024.10.12

 ここまで5戦負けなしの明大は立大と対戦。初回から宗山塁主将(商4=広陵)の適時打などで2点先制と幸先のよいスタートを切ったが、2回裏にビックイニングを献上し一気に逆転される。その後1点を返すも度々の好機を逃し黒星を喫した。

(明)毛利、山田、千葉、菱川、大川―小島河
(立)小畠、森本、田中優、竹中、吉野―戸丸
【安】(明)10(立)4
【本】(明)光弘(2回)(立)黄(2回)齋藤(2回)
【二】(明)小島河(1回)杉崎(5回)◇犠打4 ◇併殺0 ◇残塁11 ◇盗塁0 ◇失策0

 初回から試合が動く。先頭の直井宏路外野手(商4=桐光学園)が死球で出塁すると、飯森太慈外野手(政経4=佼成学園)の犠打で走者を得点圏に進め、宗山の二遊間を抜ける打球で先制。杉崎成内野手(総合4=東海大菅生)が四球で続くと、小島大河捕手(政経3=東海大相模)の左中間への二塁打で1点を追加。さらに2回表には光弘帆高内野手(商2=履正社)のリーグ戦初本塁打が飛び出し、追加点をあげた。

 しかし2回裏、先発の毛利海大投手(情コミ3=福岡大大濠)が本塁打で1点を返される。その後安打や四球で満塁のピンチをつくると齋藤大智選手(立大)の打球がレフトスタンドへ。4点を入れられ、逆転を許す形となった。

 3回以降は山田翔太投手(国際4=札幌一)、千葉汐凱投手(営4=千葉黎明)、菱川一輝投手(文3=花巻東)の継投で立大打線を無安打に抑え込む。6回表、代打の瀨千皓外野手(営3=天理)の安打から3連打で1死満塁の好機をつくると、宗山の適時打で1点差とする。しかし続く打者が凡退し、その後は得点できずにゲームセット。優勝に向け勝ち点をこぼせない明大は、2連勝を目指し明日の試合に挑む。

[塩谷里菜]