痛恨の本塁打で引き分け 宗山はリーグ戦通算100安打達成/東京六大学秋季リーグ戦

2024.09.28

 開幕カードの東大戦で勝ち点を獲得し、迎えた慶大1回戦。1回表と5回表に1得点ずつ挙げるも、5回裏に2点本塁打を放たれ2対2に。9回裏、清原正吾内野手(慶大)に本塁打を許し3対3で試合は引き分け。また、宗山塁主将(商4=広陵)が3回表に安打を放ち、史上34人目となるリーグ戦通100安打を達成した。

(明)髙須、藤江、山田、松本直、大川―小島
(慶)外丸、渡辺和―吉開、森谷
【安】(明)11(慶)4
【本】(慶)横地(5回)清原(9回)
【三】(明)小島河(8回)
【二】(明)宗山(5回)直井(7回)◇犠打2 ◇併殺0 ◇残塁10 ◇盗塁0 ◇失策0

 初回、直井宏路外野手(商4=桐光学園)が左前安打を放ち出塁すると、飯森太慈外野手(政経4=佼成学園)の犠打、宗山の中飛で2死三塁の好機をつくる。杉崎成内野手(総合4=東海大菅生)の安打で先制。さらに5回表、1死一塁で宗山がレフトへの二塁打を放ち追加点を挙げる。

 明大の先発は髙須大雅投手(法3=静岡)。4回裏まで無失点の好投を見せるも5回裏、先頭打者に安打で出塁を許すと、続く横地広太外野手(慶大)に2点本塁打を放たれ、試合は振り出しに戻る。

 8回表、代打で出場した榊原七斗外野手(情コミ2=報徳学園)が期待に応え安打を放ち出塁すると、小島大河捕手(政経3=東海大相模)が初球を右方向へ運び三塁打で追加点を挙げる。しかし9回裏、清原(慶大)に本塁打を許し失点。規定により9回で終了し引き分けに終わった。

 9回裏2死まで3対2だっただけに悔しい結果となった。慶大2回戦、3回戦で勝利し、慶大戦の勝ち点獲得に期待したい。

[野原千聖]