
リーグ戦開幕!東大戦の展望/東京六大学春季リーグ戦

開幕戦――この独特な雰囲気の中では、リーグ連続最下位記録を更新している「秀才軍団」といえども、油断は禁物だ。緊張から、選手たちの動きも硬くなりがちになる。事実この開幕カード、昨秋には東大に黒星寸前まで追い詰められている。
明治としてのポイントは、「足」を使うという今季の戦い方にこだわれるか、大改修した神宮球場でいかに戦えるか、の2点。「今、とにかく捕手難」(東大・中西監督)だという東大は新・明治を試す格好の相手だ。1番起用濃厚の小林(雄・政経4)や荒木(郁・営2)を中心に機動力を発揮し、勝利のパターンをつくりたい。
岩間のフルスイングに要注意!
今季もここまで2試合0得点と、低調な東大打線にあって、1番に座る岩間の振りは鋭い。早稲田戦1回戦では、プレーボール早々にあわや左中間を割るかの快打。早稲田・泉の好守にはばまれレフトフライに終わったが、昨春.265をマークした打棒の復活を印象付けた。
対明治戦でも1番起用となると、明治の2008年開幕は岩間の打席から始まることになる。先発経験の少ない明治投手陣にとっては、いかにこの立ち上がりを抑えていくかが勝負。初球からでも全力で振っていく岩間のフルスイングには要注意だ!
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