北海道で球宴開催/北海道ベースボールウィーク2024

2024.09.03

 久慈次郎氏の野球殿堂入り65周年を記念し、8月30日から9月1日にエスコンフィールドHOKKAIDOで開催された北海道ベースボールウィーク2024。2日目は北海道日本ハムファイターズのファームと東京六大学選抜チームの交流試合、3日目は東京六大学オールスターゲームが行われた。明大からは、宗山塁主将、浅利太門投手、横山陽樹外野手、直井宏路外野手、木本圭一内野手、山田翔太投手、髙須大雅投手、小島大河捕手の7選手が参加した。

 8月31日、北海道日本ハムファイターズのファームと六大学選抜の交流試合が行われた。六回表、代打で宗山が出場。期待に応え安打で出塁すると、清原正吾(慶大)がレフトへの本塁打を放ち2得点を挙げる。8回二死から登板したのは浅利。連打を浴び満塁のピンチとなるが、力投で三振を取りこの回を抑える。続く9回も登板し、先頭の代打・野村佑希選手(日本ハム)に安打で出塁を許す。しかしその後の打者を打ち取り、最後は自身の好守備で抑え試合終了。5-1で六大学選抜が快勝を果たした。

 9月1日にはTeam Penhallow(明大、慶大、東大)とTeam Clark(早大、法大、立大)の試合が行われた。Team Penhallowは初回、宗山、横山のタイムリー、小島の犠飛で3点を先制。しかしその裏、地元北海道出身の先発・山田が印出太一(早大)に3点本塁打を浴び試合は振り出しに。その後7回裏に勝ち越しを許し5―3でTeam Clarkが勝利を収めた。5番手で登板した髙須は150キロ越えを連発する投球で1回無失点の好投を見せた。

 北海道で二日間に渡り行われた両試合。他大学の選手と交流している様子や安打で出塁後の塁上でTeam PenhallowのPのポーズを行う姿が見られ、終始和やかな雰囲気で行われた。また、六大学のスター選手が活躍を見せ、各大学の応援団や応援歌の演奏を行った札幌白石高校、各地から駆け付けた観客で球場は盛り上がった。

[久和野寛人、野原千聖]