
世界の舞台へ挑戦! 2選手が代表内定/侍ジャパン大学代表候補選考合宿

今年7月にチェコ、オランダで開催される2つの大会に出場する侍ジャパン大学代表選手として明大から髙須大雅投手(法3=静岡)、小島大河捕手(政経3=東海大相模)が選出された。日の丸を背負って、世界へと挑戦する2人の侍に注目が集まる。
バッティングパレス相石スタジアムひらつかで、3日間にわたって開催された今回の選考合宿。1日目は3試合の紅白戦が行われた。小島は第2、3試合に捕手兼二塁手として出場し、髙須は第3試合で2イニングの登板。第3試合の5回裏には、2死走者なしの状況で小島と髙須の対戦となった。威力のある直球と膝元に沈む変化球で高須が空振りを奪うも、負けじとツーストライクから小島も粘りを見せる。しかし最後は146キロのストレートで空振り三振に切って取り、高須が白星を飾った。続く6回裏は先頭打者に安打を許しピンチを抱えるも、2者連続三振で脱出。2回無失点の好投で、粘り強さを見せつけた。小島は安打1本と振るわなかったが、守備で自身の持ち味を発揮。マスクを被ると、盗塁刺などで総合力の高さをアピールした。2日目のフリーバッティングでは、強い当たりの打球を連発。強打者がそろう中で、初の柵越えを放った。続く3日目のシート打撃では2打数1安打を記録、この日も二塁手の守備に就いた。
今回選抜された2選手は6月29日〜7月3日に同球場で行われる直前合宿に参加し、チェコ、オランダで開催される「第43回プラハ・ベースボールウィーク」と「第31回ハーレム・ベースボールウィーク」に出場する。他の選手からの刺激を糧に、パワーアップした2人の侍に期待がかかる。
[平良有梨奈]
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