最終回に3得点も逆転できず 早大に引き分け/東京六大学春季フレッシュトーナメント

2024.06.04

 今試合4打数2安打の中野竣介内野手(法1=桐蔭学園)など1年生が登場。2回表に先制点を許すと、6回表に3失点、9回表に2失点し3―6に。9回裏に3得点を挙げるも引き分けとなった。

(明)渡邉、大室、栗原、前田、山内優―松本哲、佐仲 
(早)倉光、齋藤士、森山―尾形
【安】(明)10(早)9
【二】(明)岡田(1回、5回、8回)(早)岩﨑遼(6回)、髙橋海(9回)、壽田(9回) ◇犠打0 ◇残塁16 ◇盗塁2 岡田2(3回、8回)、八谷(8回) ◇失策2

 先発として登板したのは神宮初登板のルーキー・渡邉聡之介投手(政経1=浦和学院)。初回は三者凡退に抑えるも2回表、1死一、三塁のピンチを抑え切れず失点。早大に先制点を許す。しかし5回裏、2死一、二塁から相手の失策で得点を挙げ、試合は振り出しに戻る。

 5回表から登板した大室亮満投手(文1=高松商業)が早大打線を抑えきれず3失点。7、8回と1点ずつ返すも、8回裏終了時点で3-4と追い付けず。さらに9回表、前田悠槙投手(政経2=玉名)が連打を許し2失点してしまう。

 9回裏、相手投手から連続で三つの四死球を与えられ、一死満塁の好機となる。追い上げたい明大は、榊原七斗外野手(情コミ2=報徳学園)の内野ゴロの間に1点を返すと、続く岡田啓吾内野手(商2=前橋育英)、八谷晟歩内野手(政経2=浦和学院)が連続で安打を放ち2点を挙げ、同点に追い付く。しかしあと一歩及ばず、前日と同じく引き分けとなった。

 無得点であった前日の立大戦とは違い、3本の二塁打を含む6打数5安打の岡田など打者の活躍が目立った。1、2年生の秋季リーグ戦での活躍に期待したい。

[野原千聖]