東大に勝利・勝ち点2で全日程終了/東京六大学秋季リーグ戦

秋季リーグ、明治にとっては最後の試合となった。先発の白石(商2)は序盤から丁寧なピッチングを展開。明治打線も東大・三宅の前になかなか得点できず、試合は投手戦の様相となった。
試合が動いたのは4回。原島(営4)が内野安打を放ち、渡部が犠打で原島を進塁させたあと、秋季リーグでは初めてスタメンマスクをかぶる梅田(政経1))もヒットで続く。一死・一塁二塁の先制チャンス。ここで打者、白石がセンターへ犠牲フライを打ち、自力で勝利をたぐり寄せる。明治は6回にもタイムリーや好走塁などで2点を追加すると、投手を久米に代え、逃げ切り態勢に入った。久米(農2)は9回こそ、失策がらみで1点を取られたものの、後の回は無失点に抑えて役目を果たした。なお、この日の第2試合で法政大学の優勝が決定。明治の平成17年度秋季リーグの幕は閉じた。同時に、4年生が引退する。野球部の未来は、後輩に託された。3期連続で優勝を逃し、チーム状況は苦しい。しかし、前日完封勝利の水田(文2)をはじめ、好投の久米、白石。この2年生投手の活躍でつかんだ勝ち点。そして何よりも試合の経験が、来季以降、必ず実を結ぶはずだ。
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