18安打快勝 打線好調で次節へ/東京六大学春季リーグ戦

2024.04.21

 初回、浅利太門投手(商4=興国)が先制の3点本塁打を許すも、明大は昨日同様に打線が爆発。6回裏の攻撃では5番・加藤巧也内野手(商4=大阪桐蔭)に本塁打が飛び出すなど、計13得点。開幕節を連勝で飾り、幸先のいいスタートを切った。

(明)○浅利、毛利、三浦、菱川―小島河
(東)●鈴木太、渡辺、双木、中村、長谷川、平田―府川、杉浦
【安】(明)18(東)12
【本】(明)加藤(6回)
【二】(明)浅利(2回)、小島河(4回) ◇犠打4 木本2(1、2回)、小島河(3回)、横山(6回) ◇残塁14 ◇失策0

 前日に続き、2桁得点で打線の強みが光った。1回裏、1死二塁の場面から3番・宗山塁主将(商4=広陵)、6番・小島大河捕手(政経3=東海大相模)の適時打で3得点を挙げると、4回裏には小島が2本目の適時打を放ち4点を追加した。6回裏には加藤巧也内野手(商4=大阪桐蔭)が直球を左翼席へ運び、公式戦初本塁打を記録。その後の好機でも毛利海大投手(情コミ3=福岡大大濠)が中前2点適時打を放つなど5得点を挙げ、明大は計18安打13得点。終盤まで得点を積み重ねた。

 浅利は初回、5番・大原(東大)に3点本塁打で先制を許すも、以降は無失点。マウンドを降りた6回表からは毛利、三浦心空投手(政経2=東邦)、菱川一輝投手(文3=花巻東)ら3投手が継投。好調の大原を中心に12安打を浴びるも最小失点に抑え逃げ切った。

 次節の対戦相手は早大。8四死球を与え田中武宏監督も渋い表情を見せた投手陣にはまだ課題も残るが、打線の調子をそのままに優勝に向け歩みを進めたい。

[松下日軌]