打線大暴れ 21得点で開幕戦大勝/東京六大学春季リーグ戦

2024.04.20

 投打で相手を圧倒し開幕戦を白星で飾った。打線は2回表までに16点を奪い、その後も木本圭一内野手(政経3=桐蔭学園)に2点本塁打が飛び出るなど先発全員安打で21点と突き放した。6回裏からリーグ戦初登板となった山田翔太投手(国際4=札幌第一)に初白星。好スタートを切った。

 

(明)藤江、松本直、〇山田、千葉、髙須―小島大河、中山
(東)●平田、吉田、佐伯、前田―府川
【安】(明)20(東)4
【本】(明)木本(5回)
【二】(明)小島河(1回)、吉田(8回)、水谷(9回) ◇犠打2 松本直(5回)、山田(7回) ◇残塁8 ◇失策2

 初回から打線が機能した。失策絡みで2死満塁とすると、5番・加藤巧也内野手(商4=大阪桐蔭)、6番・小島大河捕手(政経3=東海大相模)の連続タイムリーで4点を先制。2回表には打者16人で一挙12点を奪い序盤で試合を決めた。

 投手陣ではリーグ戦初登板となった松本直投手(情コミ2=鎌倉学園)と山田が試合をつくった。松本は3回を投げ三者連続三振を含む5奪三振、山田はサイドスローから投げるスライダーを武器に2回4奪三振と好投した。

 またリーグ戦への出場が不安視されていた宗山塁主将(商4=広陵)も2安打2打点の活躍。守備でも三遊間の深い当たりを難なくさばき、完全復活をアピールした。

 2戦目は浅利太門投手(商4=興国)がリーグ戦初先発する見込み。

[久和野寛人]