今季初勝利で勝ち点争いは3戦目へ/東京六大学春季リーグ戦

1999.01.01
 前日は痛恨の開幕戦黒星を喫した明治。しかし、この日の先発・久米(農3)は悪い雰囲気を感じさせない快投を見せる。

 「思ったより緊張せず自分のペースで投げられた」という久米は最速147キロの直球を武器に6回無失点。絶対に負けられない試合で見事な役割を果たす。一方、打線はこの日も立教投手陣の前にチャンスはつくれど得点を奪えず、両チーム無得点のまま試合は進む。そして試合が動いたのは9回。敵失で出塁した松下主将(法4)を二塁において、代打・佐々木( 政経2)が値千金のタイムリーを放ち均衡を破ると、その裏の立教の攻撃を古川( 理工3)がシャットアウト。明治は接戦を制し、貴重な勝利を手にした。

 1勝1敗で次はお互いに勝ち点の懸かった試合。厳しい戦いが予想されるが、優勝を狙うためには負けは許されない。早くも迎えた優勝への正念場を明治が乗り越えられるか、注目だ!