8得点を挙げて東大を圧倒/東京六大学春季新人戦

1、2年生のチームでしのぎを削る新人戦。明治は立教を敗り勝ち上がってきた東大に対して、投打共に強さを見せ付けた。
初回、小林雄(政経2)が出塁すると、「思い切り打った」(千田・営1)という千田にタイムリーが飛び出し、1点を先制。続く3回、4回にも田島(商2)の三塁打などで4‐0と東大を引き離す。
一方、先発を任された江柄子(文2)は2回に2安打を許すも、直球はMAX141km を計測し、2イニングを三者凡退に抑える。しかし5回、四球とエラーでランナーを背負うと、さらに二塁打を浴びピンチを迎えるが、田島の絶妙なブロックで東大に得点を許さない。
終盤に入っても明治の猛攻は終わらず、6回に小林雄のタイムリーで1点を追加。さらに7回、福谷(文2)、澤井(農2)の連続盗塁でチャンスを広げると、房林(農2)の二塁打などで一挙3得点とリードを広げ8-0で快勝した。 後半、投手陣は6・7回に宮田(政経2)が登板し、2イニングで4奪三振と好投。続く8回からは大越(政経1)が1年生ながら貫禄の投球で東大打線を完璧に抑え「初試合で力みもあったが、いいスタートがきれた」(大越)と納得の表情を浮かべていた。
この試合12安打9盗塁とつなぎの野球を見せたが、その中でも千田・大越などの一年生の活躍が光った。これは秋に向けて大きな収穫だ。またこの勝利で決勝進出を果たした明治。「明日も全員で勝ちにいきたい」(田島)。未来の明治を背負うプレーヤー達は一丸となって2季ぶりの栄光を目指す。
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