久米・北京五輪プレ大会日本代表候補に

1999.01.01
久米・北京五輪プレ大会日本代表候補に
8月に行われる北京五輪プレ大会の第1次代表候補30名が発表され、本学から久米勇紀(農4)が選出された。若手精鋭選手の一人として、世界へ羽ばたこうとしている久米に今の心境を聞いた。

―初めて「JAPAN」のユニフォームを着ることになりますが
 「とても光栄なことですが、『選ばれて嬉しい』というだけでは 生き残れないと思っています。気持ちを切らさないように練習し、絶対(24名の)代表に残りたいです」

―自分のここが評価されたと思う点は
 「球速と、変則右腕であること」

―夏の選考合宿へ向けて、強化していきたいことはありますか
 「さらなる球速アップを目標として取り組みたいと思っています。そのために、もっと下半身を強化し、安定させていきます」

―北京五輪代表監督といえば、大先輩・星野仙一氏(昭44政経卒)ですが
 「はい。自分にとっては、はるか雲の上の存在の方です。(これまで)もちろんお話ししたことはありません。同じ場所、グラウンドにいられるだけで光栄なこと」

―プロ野球を含め、若手トップクラスの選手たちが集います
 「いい機会なので、色々な人の技術を盗んで、いいところを積極的に取り入れたいと思います」

 代表候補は最終的に8月に行われる選考合宿で24名となり、中国、フランス、チェコ等の代表チームと試合を行う予定だ。