
(3)勝利へ導く大型左腕 西嶋一記

(3)勝利へ導く大型左腕 西嶋一記
186cmの長身から繰り出す140キロを超えるストレート、さらにカーブ、スライダー、シンカー、ナックルなど多彩な球種を持つ技巧派の西嶋(商1)。横浜高校時代は持ち味である打たせてとるピッチングで3年春の選抜大会で優勝、夏にも日本一の激戦区といわれる神奈川大会を制し甲子園に出場するなど、チームに数々の勝利をもたらしてきた。そんな西嶋が明治へ進学した理由は「六大学にはいいピッチャーが多いから、やってみたかった」。高校時代はトップクラスの投手であったにもかかわらず、さらなる向上心を持って六大学への進学を決めた。
西嶋の神宮初登板は、本学にとって春季リーグ開幕戦となった対東大1回戦。8回まで被安打1、17奪三振と完ぺきな投球を続けていたエース水田(文4)に代わって、最終回のマウンドを託された。「甲子園とはまた違った雰囲気だった。すごく緊張した」というものの東大打線を三者凡退に打ち取り、無失点。川口監督の期待に応え、西嶋は上々の神宮デビューを果たした。
1年生の投手では唯一春からベンチ入りするなど、周囲からの期待も大きい。だが西嶋は「4年生を始めとして、上の学年にはいい投手が多い。秋もまずベンチ入りすることが目標」とあくまで謙虚。油断や慢心はない。高校時代に頂点を極め、勝利の味を知るルーキー左腕が大学でもチームを頂点へと導く。
西嶋の神宮初登板は、本学にとって春季リーグ開幕戦となった対東大1回戦。8回まで被安打1、17奪三振と完ぺきな投球を続けていたエース水田(文4)に代わって、最終回のマウンドを託された。「甲子園とはまた違った雰囲気だった。すごく緊張した」というものの東大打線を三者凡退に打ち取り、無失点。川口監督の期待に応え、西嶋は上々の神宮デビューを果たした。
1年生の投手では唯一春からベンチ入りするなど、周囲からの期待も大きい。だが西嶋は「4年生を始めとして、上の学年にはいい投手が多い。秋もまずベンチ入りすることが目標」とあくまで謙虚。油断や慢心はない。高校時代に頂点を極め、勝利の味を知るルーキー左腕が大学でもチームを頂点へと導く。
◆西嶋一記 にしじまかずき 商1 横浜高出 186cm・82kg 左/左 投手
取材の一つ一つの質問に丁寧に答えてくれるなど野球以外の面でもとても好印象を与えてくれた。彼の秋以降の成長、活躍に期待だ。
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