2回戦でまさかの敗退/関東選手権

1999.01.01
2回戦でまさかの敗退/関東選手権
 関東の大学がトーナメント形式で頂点を争い、今シーズン初めての公式戦でもある関東選手権。本学は1回戦で国学院大を相手にコールド勝ちを収めたものの、続く2回戦でまさかの敗退。「3位までに入って全国大会行きを決めたい」(多胡主将・文4)と、意気込んだが、悔いの残る結果となった。
 1回戦の先発は井上(農2)。「初戦の緊張で少し制球が甘かった」(井上)と振り返ったが、持ち前の速球を中心に強気のピッチングで国学院打線を寄せ付けない。「本当に球が走っていた」(国学院大・由比藤)。相手も舌を巻く快投で、見事にコールド勝ちを収めた。
 続く2回戦。雨で二日間流れた試合は点の取り合いとなった。本学は先発の稲葉(商3)が誤算。四球や失策も絡み、序盤から大量点を奪われノックアウトされると、リリーフした井上も帝京大の勢いを止められない。6回までに13失点を喫し、後半の追い上げも及ばず2回戦敗退という結果に終わった。
 一発勝負というトーナメントの怖さが露骨に出てしまった今大会。今回は投手陣の乱れから足元をすくわれたが、打撃陣は2試合で28得点と攻撃の形はしっかりしていた。今月14日に開幕する春季リーグ戦までに、課題を修正して臨んでいきたいところだ。

~1回戦後のコメント~

多胡主将(文4)
「残塁は少なかったし、ソツのない攻撃ができたと思う。リーグ戦でもこういった攻撃をどんどん仕掛けていきたい」。

井上(農2)
「球が浮いてたけど、相手の打ち損じに助けられた。制球が悪くなってしまうときがたまにあるから、修正していきたい」。

~2回戦後のコメント~

江川(法2)
「打線は活発で良かったと思う。今年は個人的には『三冠王』という目標を立てました。今年はリーグ戦優勝して(全国大会が行なわれる)宮城に行きます!」。