
投打かみ合わず完敗 オープン戦3連敗目を喫す/春季オープン戦

オープン戦3連敗となった。投手陣が計6失点を喫し、一方の打撃陣も相手投手陣を前に6安打1得点に封じ込まれた。
打線は2回裏、1死から「いい感じにバットが出た」と好調の木本圭一内野手(政経3=桐蔭学園)が安打で出塁。続く代打・加藤巧也内野手(商4=大阪桐蔭)の詰まった内野ゴロの間に木本が二塁まで進塁し好機を演出する。ここで打席に入ったのは勝負強さに定評のある7番・小島大河捕手(政経3=東海大相模)。「失点直後だったのでなんとか点を取り返したいと思った」と甘く入った直球を右中間に放ち得点を挙げた。4回裏にも無死から瀬千皓外野手(営3=天理)、木本の連続安打で好機をつくるも、後続が打ち取られ得点に結びつけることはできなかった。
オープン戦計5敗と苦しい試合が続いている。敗戦こそ続いているものの、昨年度の全日本選手権で準優勝を経験した主力が多く残る今年度の明大。個々が持ち味を存分に発揮し、投打の歯車がかみ合うことでさらなる成長曲線を描く。ここからの奮励に期待だ。
[伊原遼太朗]
試合後のコメント
木本
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「2安打打てたのは良かったですが、感覚的にはあまり良くなかったのでこれから調整していきたいです」
――現在の調子を教えてください。
「あまり良いというわけではないですが打率もそれなりということでまだまだこれからです」
――これからのオープン戦とリーグ戦に向けた意気込みをお願いします。
「オープン戦はリーグ戦で活躍するために結果を残し、リーグ戦に入ったらチームのために貢献したいです」
小島
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「先制されたあとすぐに取り返すことができたことが良かったのですが、大量失点した場面があったのでそこは最少失点で切り抜けたかったです」
――ここまでのチーム状況を教えてください。
「いろいろ試し試しで、こういう感じでやるみたいな確立的なことはないです。各々が頑張っているのでこれからはチームとして勝てるようにしたいです」
――ここまでの調子を教えてください。
「まだまだ状態を上げていかなくてはいけないと思うので好機に強い打撃をして、配球ではうまく相手打者を抑えられるように頑張りたいです」
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