
スター選手が集結!/東京六大学野球オールスターゲーム

群馬県桐生市の小倉クラッチ・スタジアムで東京六大学オールスターゲーム(以下、オールスター)が開催された。明大からは上田希由翔主将(国際4=愛産大三河)、蒔田稔投手(商4=九州学院)、石原勇輝投手(商4=広陵)、堀内祐我内野手(文4=愛工大名電)、宗山塁内野手(商3=広陵)、飯森太慈外野手(政経3=佼成学園)、直井宏路外野手(商3=桐光学園)、菱川一輝投手(文2=花巻東)、小島大河捕手(政経2=東海大相模)の9選手が参加。明大が所属する赤城ウィンズは7回雨天コールドの3-6で敗北した。
赤城ウィンズの先発を託された石原は、相手先頭打者の武川廉選手(法大)に二塁打を許すも、落ち着いた投球で後続を断ち1イニングを無失点に抑える。4番手で登板したのはコンディション不良により不参加となった村田賢一投手(商4=春日部共栄)に代わり、急きょ参加となった菱川。5回表、6回表と連打を浴び失点を許すも、その後は丁寧な投球でピンチを食い止めた。
打っては初回、尾瀬雄大選手(早大)の二塁打で好機をつくると、3番・熊田任洋選手(早大)の適時打で先制点を挙げる。2回裏にはDHでの出場となった小島が1死から外丸東眞選手(慶大)の甘く入った変化を捉え二塁打を放つも、後続が倒れ得点とはならず。その後は5回裏まで尾﨑完太選手、篠木健太郎選手(いずれも法大)の前に苦しむも、6回裏には先頭打者の宗山が逆方向への安打を放ち口火を切ると、その後打線がつながり2点を返す。7回表のマウンドには蒔田が上がったが、先頭打者を三振に取った直後、突然の大雨により試合は一時中断となった。しかし雨天中断中、堀内に続き5選手がヘッドスライディングを披露したことで場内は大盛り上がりに。その後もしばらく雨が止まず、7回途中降雨コールドゲームで試合終了となった。
桐生での開催となったオールスター。球場には小倉クラッチ・スタジアム史上過去最多となる5039名が来場した。各大学の応援団、チア、吹奏楽も駆けつけそれぞれの応援曲を奏で、球場は大いに盛り上がりを見せた。
[伊原遼太朗]
試合後のコメント
上田
――この試合の感想をお願いします。
「初めて桐生でできたのでよかったかなと思いますし、史上最多の来場者ということで盛り上げられて良かったと思います」
蒔田
――試合の意気込みをお願いします。
「炎上することなく3人で終われることを目標に頑張ります」
石原
――試合の意気込みをお願いします。
「1イニング全力投球でしっかりと抑えます」
堀内
――この試合の感想をお願いします。
「初めてのオールスターで少し緊張したのですがチームメートと仲良くできて、試合出場は短かったですがとても楽しくできました」
――雨天中断中のパフォーマンスの経緯と感想をお願いします。
「みんなに行けと言われてノリで行きました。後悔します(笑)」
宗山
――この試合の感想をお願いします。
「最後雨で終わってしまったのですが、いい人ばかりで明るく楽しくやれたのでよかったです」
飯森
――この試合の感想をお願いします。
「注目される舞台で試合に出場できたことに感謝したいと思います」
直井
――この試合の感想をお願いします
「いつもは敵の相手と交流を深められたのでよかったです」
菱川
――この試合の感想をお願いします。
「打たれはしたのですが上手な選手たちとプレーすることができていい経験をさせてもらえたなと思います」
小島
――試合の意気込みをお願いします。
「ホームラン打てるように頑張ります」
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