
いざ世界へ 4選手が代表に選出される/侍ジャパン大学代表選考合宿

第44回日米大学選手権に出場する選手に、明大から上田希由翔主将(国際4=愛産大三河)、村田賢一投手(商4=春日部共栄)、蒔田稔投手(商4=九州学院)、宗山塁内野手(商3=広陵)が選出された。〝侍〟の称号を背負い、世界へと挑む。
6月17日~19日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかで行われた侍ジャパン大学代表選考合宿。上田、村田、蒔田、宗山、飯森太慈外野手(政経3=佼成学園)を含む49選手が、代表枠26をめぐって切磋琢磨(せっさたくま)した。
2日目には紅白戦が2試合行われた。第1試合では1回裏、1死一、二塁の場面でこの日の主将を任された4番上田。白組先発・尾﨑完太投手(法大)の変化球を逆方向にはじき返し満塁にチャンスを広げた。5回表からマウンドに立った村田は同大学の宗山に二塁打を許すも、2回を投げ5奪三振無失点と圧巻の投球を披露。150キロを計測するなど状態の良さをアピールした。初の代表選考合宿となった飯森は2試合通じて安打こそなかったものの死球で出塁後、盗塁を決めるなど持ち味を発揮した。
3日目に行われた最後の紅白戦。野手では宗山が適時二塁打や鮮やかな二遊間のコンビプレーなど、攻守でアピールに成功する。後半には蒔田が登板。2回を投げ、内野安打を1本許したものの「緩急を使えた」とその他の打者は完璧に封じ込めた。
代表として名前を読み上げられた4選手は、7月7日~13日にアメリカで4年ぶりに開催される第44回日米大学選手権に参加する。上田と宗山は昨年度に引き続き2度目の選出。一方の村田、蒔田は投手陣の中心として期待がかかる。高いレベルで戦い抜き、強い侍になって帰ってくるだろう。
[西田舞衣子、伊原遼太朗]
関連記事
RELATED ENTRIES