
14人がインカレへの出場を決めるも入賞者を出せず/全日本学生選手権関東支部予選
11月19日から沖縄で行われる全日本学生ボードセーリング選手権(以下、インカレ)への出場権が懸かった今大会。明大から入賞者を出すことはできなかったものの、14名が本戦への出場を決めた。
◆10・1~2 インカレ関東支部予選(材木座海岸)
▼メンズクラス
大島――7位
川村――8位
小林――11位
長井――12位
蓮田――18位
田中――21位
高橋――25位
長田――27位
森――28位
遠藤――47位
伊藤――52位
阿部――56位
▼レディースクラス
岡――11位
堀越――12位
戸田――19位
あと一歩及ばなかった。入賞を目標に挑んだ今大会。大島春哉(商3=佐倉)は大会初日、3本目のレースでスタートが大きく出遅れ、46位という厳しい結果に。さらに経験の少ない場所での風への対応に苦労を強いられた。
逆転での入賞を狙い迎えた大会2日目。「スタートで誰よりも早く出るということを意識した」(大島)。1日目での反省を踏まえ、スタートでの意識を改善。最終レースでは自身の得意な微風も味方につけ「自分の思い通りのコース取りができた。最後だったので全力でやろうと思った」と今大会1番の走りで5位となり、レースを終えた。しかし最終的な結果は7位。「どこかのレースであと1人でも抜かしていれば入賞することができたので、とても悔しかった」。入賞には惜しくも届かず悔しい結果となった。
しかし、今大会では「下りのレースで何人か抜かすことができ、自信になった」(大島)。これまで苦手としていた下りの走りを克服。本選にむけ自身の成長を感じられるレースでもあった。「団体戦で優勝をするためにもっと伸びてほしい選手」(田中翔主将・政経4=駒場)。主将からも期待を寄せられる3年生の今後に期待が高まる。
大会を終え、明大は14名が本戦への出場を決めた。しかし今大会では入賞者を一人も出すことができず「明大として不甲斐ない結果で終わってしまった」(田中)。団体戦4連覇を果たしている強豪・明大として、今大会の結果は不本意なものだった。「圧倒的に、日本一になるためにはこのままではいけない」(大島)。選手たちはまた一から気を引き締め、おのおのの課題克服にむけ奮闘している。インカレ団体戦4連覇の王者としての意地を見せつけられるか。この悔しさを糧に、本選では雪辱を果たす。
[佐藤あい]
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※写真は明大ボードセーリング部提供
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