
侍ジャパン壮行試合に上田、宗山が出場/侍ジャパンU-18壮行試合

第30回WBSC U-18ワールドカップに出場する侍ジャパンU-18の壮行試合として、高校日本代表が大学日本代表と対戦した。大学日本代表では明大から宗山塁内野手(商2=広陵)、上田希由翔内野手(国際3=愛産大三河)の2名が出場し、勝利に貢献した。
試合は初回に蛭間(早大)の適時打で大学代表が先制。高校代表は4回表に内海(広陵高)のソロ本塁打で同点とするも、終盤に大学代表が進藤(上武大)や廣瀬(慶大)の適時打などで突き放し、4対1で大学代表が勝利した。5回裏終了時には特大の花火が打ち上げられ、夏の終わりにふさわしい熱戦を彩った。
明大の宗山は9番・遊撃で先発出場し、華麗な守備を披露するなど活躍した。7回裏には先頭の宗山が内野安打を放ち、試合を決定づける追加点を演出した。一方の上田も6回表の守備から登場し、打席では四球を選ぶ活躍を見せた。リーグ戦では内野手として試合に出場した上田だが、この日は左翼の守備についた。大学日本代表合宿やハーレムベースボールウィークも経験した両選手。日の丸のユニフォームが板についてきただろうか。
春季リーグ戦後、日の丸を背負いプレーする貴重な経験を積んだ2人。開幕を間近に控える秋季リーグ戦の優勝には彼らの力が必要不可欠だ。
[上瀬拓海]
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