
浦田5回零封 2日連続コールド勝ち/東京六大学春季リーグ戦
前日にコールドで勝利し、迎えた東大2回戦。序盤から明大打線が火を噴き、初回に5点を奪う。その後も得点を重ね、合計14得点。守備面では先発の浦田光投手(法3=明大中野八王子)が活躍。走者を背負いながらも粘りの投球で5回を投げ、無失点。その後も、リリーフ陣が無失点でつなぎ、東大相手に勝ち点1を獲得した。
◆4・2~5・22 東京六大学春季リーグ戦(早大東伏見グラウンド他)
▼4・24 対東大2回戦(早大東伏見グラウンド)
〇明大14-0東大
東大戦 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
明大 |
5 |
0 |
0 |
3 |
1 |
0 |
0 |
5 |
× |
14 |
東大 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
× |
0 |
試合は終始明大のペースだった。初回表、宇津木一朗(経2=川越東)の適時打で先制。すると、さらに2死一、二塁の好機で、元雄立主将(文4=東北)が「いい感覚で打てた」と2点適時二塁打を放ち追加点を奪う。その後にも、浦田がしぶとく三遊間を破る2点適時打で自らを助け、この回5得点。以降も順調に得点し、8回にも1年生の山田聖和(農1=東海大菅生)に適時打が出るなど5得点。「リーグ戦で結果が出てなかったので打ててよかった」(山田)と数少ない出場機会で結果を残し、笑顔を見せた。
先発の浦田は本調子では無い中での投球。初回は3人で抑えたものの、2回、3回は走者を背負った。3回に迎えた1死満塁のピンチでは、気迫のこもった投球で打者2人を打ち取り、0点に抑える。5回を投げ、被安打4で無失点。「調子は良くなかったが無失点に抑えることができて良かった」(浦田)。粘りを見せ、チームを勝利に導いた。
これで東大には、連日コールド勝ちで2連勝。「チームで目立ったミスが無く勝つことができた」(元雄)。失策は2つあったものの、要所で安定したプレーを見せた。次戦の相手は関東選手権3位の法大。リーグ戦優勝、全国大会出場を目指す明大にとって負けられない強敵だ。この勢いのまま、チーム全員で勝ちに行く。
[松田遥歩]
試合後のコメント
元雄
――普段試合に出ていない選手の出場がありましたがいかがですか。
「少し一方的な展開になったので、試合の経験や雰囲気をつかんでもらおうと思って出しました」
――ご自身の調子はいかがですか。
「打率以上に打撃の感覚が良くて、自信あります」
浦田
――本日意識したことは何ですか。
「調子が上がっていなかったので、強い球を投げようと腕を振って投げました」
山田
――今後の意気込みを教えてください。
「相手が強くなると思うので、空き週で調整して、出場できるように頑張りたいです」
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