
ミスから痛い失点 国士大に敗れ4回戦敗退/関東地区大学選手権
「課題だったところが攻守ともに出た」(元雄立主将・文3=東北)。序盤にミスから失点し、5点を追う展開に。打線は中盤に3点を返したものの、あと1本が出ず。3-5で国士大に敗れ、明大は4回戦で姿を消した。
◆3・13~3・25 第64回関東地区大学選手権(小野路公園野球場他)
▼3・20 4回戦 対国士大戦(横浜スタジアム)
明大3-5国士大○
4回 戦 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
明大 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
2 |
0 |
0 |
0 |
3 |
国士大 |
0 |
2 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
× |
5 |
ミスが失点につながった。1点を許した直後の2回裏1死三塁。セーフティーバントを成功させず三本間に走者を挟んだものの、悪送球で1点を献上した。さらに3回裏、失策で先頭打者の出塁を許すと、先発の岩田一真投手(情コミ3=日大二)が痛恨の3点本塁打を被弾。0-5の厳しい展開となった。それでも、4回以降は上井健太朗投手(農2=札幌一)と近藤吏矩投手(営1=札幌一)が無失点リレー。「直球が通用している」(上井)と、手応えを感じる場面もあった。
打線は中盤、反撃を見せた。6回表2死二、三塁から齋藤悠貴内野手(営3=桐蔭学園)が2点適時打を放ち、2点差に。「いい流れだった」(永井克樹外野手・営3=広陵)と、このまま逆転につなげたかったが、7回以降は二塁に進めず。「逆転するだけの力がなかった」(元雄)。あと1本が出ないまま試合終了を迎えた。
4月からは東京六大学春季リーグ戦が開幕する。「この悔しさを糧にして、優勝を目指したい」(元雄)。今試合で顕著に出てしまった課題を克服し、リーグ戦優勝へ。明大の新たなる挑戦はここから始まる。
[佐野悠太]
試合後のコメント
元雄
――今試合で見つかった課題を教えてください。
「課題はミスと打力です。投手が良くないときでも打ち勝てるチーム、打てないときにしっかり守れるチームでありたいです」
上井
――ご自身の投球を振り返っていかがでしたか。
「前半何かあったときのために準備はしていました。調子が良かったわけではないですが、最低限自分のやれることはできました」
永井
――チームの状態はいかがですか。
「いい状態だと感じていた中で、このような接戦で打ち切れない、守り切れないというのがあったので、それを詰めていくことがリーグ戦優勝につながると思います」
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