
投打かみ合いコールド勝ち 新チーム好発進/関東地区大学選手権
全国大会への出場を目指し挑む今大会。初回から順調に得点を重ねていき、合計9得点。守備面では失策は出たものの、最少失点に抑え、9-1で駒大に快勝。新チームにとって最初の公式戦は好調な滑り出しを見せた。
◆3・13~3・25 第64回関東地区大学選手権(小野路公園野球場他)
▼3・16 3回戦 対駒大(小野路公園野球場)
〇明大9-1駒大
3回戦 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
駒大 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
× |
× |
1 |
明大 |
3 |
1 |
2 |
1 |
2 |
0 |
× |
× |
× |
9 |
つかんだ流れを渡さなかった。初回表、初戦の難しさが出る。動きの固さから守備のミスも出て、1点を許す展開に。しかし、その裏に悪いムードを吹き飛ばす。1死から永井克樹外野手(営3=広陵)が「フェンスを越えてくれて良かった」とバックスクリーンに放り込む特大の本塁打で同点に追いつく。さらに、3連打でチャンスを作ると、暴投と押し出しの死球で勝ち越しに成功し、勢いに乗る。2回裏には永井が三塁打で1死三塁とし、上戸鎖飛龍内野手(農3=花巻東)の適時二塁打で追加点を奪った。その後も得点を重ね、11安打9得点。守備面も、上井健太朗投手(農2=札幌一)が「調子は良くなかったが最低限のピッチングができた」とテンポの良い投球で5回を1失点にまとめる上々の結果だった。
結果は快勝だったが、攻守それぞれに課題も残る。攻撃面では「フライのアウトが多かった」(元雄立主将・文3=東北)。守備面では「エラーが出てスキを見せてしまった」とそれぞれの反省点を振り返る。優勝し、全国大会の切符をつかむにはあと4勝が必要。負ければ終わりのトーナメントではこれらの課題が命取りになることもある。チームで課題を修正し、まずは次戦をモノにしたい。
[松田遥歩]
試合後のコメント
元雄
ーー初戦ということで意識したことを教えてください。
「チーム内では1プレー目を大事に、丁寧に行おうということを話し、意識していました」
上井
ーー調子はいかがでしたか。
「今までのオープン戦では状態は良かったのですが、公式戦とは違う部分があり、今まで通りとはなりませんでした」
永井
ーー本塁打を打った打席はどのような気持ちで入りましたか。
「冬から今大会に向けて、どの大学よりも練習をしてきたという自信があります。やってきたことの結果を出せる場面だったので、思い切って打席に入りました」
上戸鎖
ーー3安打でしたが打撃の調子はいかがですか。
「調子は上がってきているので、決勝に向けてさらに調子を上げていけたら良いと思います」
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