
新人戦優勝! 立大との乱打戦制す/木村杯秋季新人戦
新人戦決勝の相手は立大。並行して行われた関東王座決定戦の影響で前日と比べ戦力の低下があったものの、明大打線が爆発。15安打11得点で立大との壮絶な打ち合いに勝ち、新人戦の優勝を決めた。
◆10・30~11・7 木村杯秋季新人戦(早大東伏見グラウンド)
▼11・7 決勝戦(早大東伏見グラウンド)
○明大11―7法大
立大戦 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
明大 |
2 |
4 |
0 |
0 |
0 |
4 |
0 |
0 |
1 |
11 |
立大 |
2 |
0 |
2 |
0 |
1 |
1 |
1 |
0 |
0 |
7 |
序盤から激しい点の取り合いが続いた。初回、明大は安打と四球で好機を作ると、谷川泰斗内野手(政経2=明大明治)の適時打で先制。しかし、その裏に打ち込まれ、すぐに同点に追い付かれてしまう。それでも続く2回表、四球や暴投など相手のミスが絡み4点の勝ち越しに成功。これで、明大に流れが傾いたように見えたが、投手陣が安定せず5回裏終了後には1点差まで追い上げられる。
それでも6回表の攻撃が試合の分岐点となった。1点を追加し、さらに1死一、三塁の好機で谷川が「最後のひと伸びは気持ちで持っていった」と左中間への3点本塁打を放ち、点差を広げた。最後は8回からマウンドに上がった近藤吏矩投手(営1=札幌一)が粘る立大打線相手に完璧な投球を見せて試合を締めくくった。
これで、新人戦は優勝という形で閉幕。今試合は4打点の谷川、2打点の寺谷隆志内野手(商2=清瀬)、投手陣を引っ張りながら2安打を放った森本琢己捕手(政経2=明大中野)などが活躍を見せた。「僕たちの代は一番いい形で終わることができたので今後につなげることができたら良いと思う」(森本)と振り返る。来年度以降の明大にも期待が持てる結果となった。
[松田遥歩]
試合後のコメント
谷川
――優勝についてどのような気持ちですか。
「自分たちは今の上の代より弱いという内容のことをキャプテンにも言われてきたので、その代で優勝することができてとてもうれしいです」
――課題はどのように考えていますか。
「今日の守備のミスやフライなどで淡白に終わった攻撃など課題はたくさん出たので冬に一つずつ改善できるように頑張りたいです」
森本
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「回が進むごとに色々な投手が持ち味を発揮してくれたので投手陣に感謝したいです」
――2安打の打撃面についてはいかがですか。
「昨日もいい感覚で打つことができていて、今日もいい当たりが多かったので来年のリーグ戦にもつなげたいです」
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