
秋季リーグ戦最終戦 打線が爆発し法大に勝利/東京六大学秋季リーグ戦
雨が降りしきる中行われた法大2回戦。3回表に明大打線が爆発し一挙4得点を奪うと、終盤まで明大が主導権を握り、9−4で勝利。秋季リーグ戦最終戦を勝利で締めくくった。
◆9・11~10・31 東京六大学秋季リーグ戦(早大東伏見グラウンド他)
▼10・31 対法大戦2回戦(早大東伏見グラウンド)
○明大9-4法大
法大戦 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
法大 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
2 |
0 |
4 |
明大 |
0 |
1 |
4 |
0 |
0 |
3 |
0 |
1 |
× |
9 |
明大打線が火を吹いた。3回表無死一塁の場面。原晟也内野手(情コミ4=彦根東)が左中間へ鋭い打球を放つと、一塁走者が一気に本塁へ。適時二塁打となり、チーム1のムードメーカーは塁上で喜びを爆発させた。「いろんな人に支えられた4年間だった」(原)という4年間の集大成にふさわしい打席だった。するとここから打線がつながり、金澤永輝内野手(法2=花巻東)の適時二塁打などで一挙4得点。「勢いに乗っていけた」(金澤)と、4年生の活躍に下級生も応えた。5点をリードする展開となり、明大が完全に主導権を握った。
投手陣は6投手による継投。毎回走者を出しながらも要所を締め、流れを法大に渡さなかった。9回表はリーグ戦最後の登板となる前田剛志投手(農4=札幌一)がマウンドに。1死二、三塁のピンチを背負うも「うまくいい所に投げられた」(前田)。2者連続で見逃し三振を奪い、試合を締めた。
惜しくも秋季リーグ戦優勝は逃したが、堂々の2位。関東王座決定戦(以下、王座決定戦)への出場権を手にした。「負けたら引退なので、全員で優勝して終わりたい」(谷口秀斗主将・営4=広陵)。谷口組の戦いはまだ終わらない。2連勝した勢いをそのままに王座でも明大の強さを見せつける。
[佐野悠太]
試合後のコメント
谷口
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「一方的な展開になると思いましたが、最終戦だったのでいろいろな選手を使えて良かったです」
原
――4年間共に戦った同期への思いを聞かせてください。
「4年間楽しい時も苦しい時も一緒にやってきたので、このチームでやれて良かったと思います」
――王座決定戦に向けて意気込みをお願いします。
「チーム一丸となって優勝できるようにみんなで頑張っていきたいと思います」
前田
――4年間のリーグ戦を振り返っていかがでしたか。
「ケガであまり投げられませんでしたが、こうして最後まで大きなケガなく終わることができたのはよかったと思います」
金澤
――チームとして秋季リーグ戦を振り返っていかがでしたか。
「チームがみんな4年生のためという思いで戦っていたと思うので、最後2位で終わってしまいましたが、充実した秋季リーグ戦だったと思います」
――個人として秋季リーグ戦を振り返っていかがでしたか。
「最後だけしか活躍できなかったので、来年からはチームを引っ張る立場として頑張りたいと思います」
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