
好機で打線がつながらず 早大に敗北/東京六大学秋季リーグ戦
優勝に向けて負けられない試合が続く秋季リーグ戦。2回表までに2点を先制したものの、2回裏に守備のミスから逆転を許した。3回裏以降は好機であと1本が出ず、2-4で早大に敗れた。
◆9・11~10・31 東京六大学秋季リーグ戦(早大東伏見グラウンド他)
▼10・18 対早大戦2回戦(早大東伏見グラウンド)
明大2-4早大○
早大戦 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
明大 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
早大 |
0 |
3 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
× |
4 |
再三の好機を生かせなかった。打線は2回表までに2点を先制する幸先のいい展開。しかし、逆転を許した3回表以降は四死球で走者を出すも点を取れず、1点が遠い展開となった。「好機で1本がずっと出なかったのは苦しかった」(原晟也内野手・情コミ4=彦根東)。3回表までに4安打を放つも4回表以降は無安打。好機で凡退する場面が目立った。
守備ではミスが失点につながった。1点リードした2回裏1死二三塁の場面。先発の田村陽大投手(農1=花巻東)が2ストライク2ボールから空振りを奪ったものの振り逃げに。捕手の一塁への送球がそれ、ボールが転々とする間に三塁走者の生還を許し同点とされた。「あれさえなければ勝てた」(谷口秀斗主将・営4=広陵)と、流れが一気に早大に傾いた。なおも1死一三塁でセーフティースクイズを許し、これが決勝点に。4回裏以降は無失点と投手陣が粘るも、打線の援護がなかった。
秋季リーグ5勝3敗となり、優勝への道のりはかなり厳しくなった。それでも秋季リーグ戦は4年生にとって最後のリーグ戦。「最後にどう終わるか、というのが大事」(原)。残るは法大との2連戦。悔いの残らぬよう最後まで全力で突き進む。
[佐野悠太]
試合後のコメント
谷口
――3回表以降の打線についてはいかがですか。
「好機は多かったのですが、最後に1本が出なかったです。クリーンナップが打てなかったので、点が入らなくても当然だと思います」
――投手陣は4失点でまとめましたが、いかがでしたか。
「投手はそれなりに(頑張って)投げてくれたと思いますが、もったいないミスが続いてしまうと、勝てるところも勝てないと思います」
原
――今試合は1番で起用されましたがいかがでしたか。
「塁に出ること、あわよくば安打を打つことを目標にして取り組みました」
――次戦の法大戦への意気込みをお願いします。
「本当にこのチームで野球をするのは最後なので、4年生としていい姿を見せられたらと思います」
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