
投打かみ合わず 立大に敗北/東京六大学秋季リーグ戦
前日の試合に勝利して迎えた立大戦2回戦。4回裏に守備のミスから立大に逆転されると、打線が追い付くことができず、4-8で試合終了。秋季リーグ戦優勝が遠のく1敗となった。
◆9・11~10・31 東京六大学秋季リーグ戦(早大東伏見グラウンド他)
▼9・26 対立大戦2回戦(早大東伏見グラウンド)
明大4-8立大○
立大戦 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
明大 |
0 |
1 |
1 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4 |
立大 |
1 |
0 |
0 |
5 |
1 |
0 |
1 |
0 |
× |
8 |
悔しさが残る1戦となった。先発の前田剛志投手(農4=札幌一)は初回裏、2四球を与えるなど制球が定まらず、1点を先制される。守備の乱れも失点につながった。4回裏、1死一塁の場面。併殺を狙える打球だったが、遊撃手の痛恨の悪送球でピンチが拡大した。これが引き金となり、この回5点を献上。「状況に応じて投球スタイルを変えなければいけなかった」(前田)と、前田が味方の失策をカバーできなかった。
攻撃では3回表、上戸鎖飛龍内野手(農3=花巻東)の適時打で一時勝ち越しに成功。逆転を許した直後の5回表には、連続適時打で2点を返し、反撃ののろしを上げたかに思えた。しかし、6回以降は二塁を踏むことができず。「もう少し接戦のまま終盤に行きたかった」(谷口秀斗主将・営4=広陵)と、回を追うごとに重苦しい展開となった。
打線は秋季リーグ開幕から低空飛行が続く。それでも「良くないなりに工夫しながらやっている」(谷口)。ここまで2勝2敗となり、優勝に向けて後がなくなった。「もう負けられないので勝つだけ」(谷口)。次戦以降は、本来の明大の野球を取り戻し、一戦必勝で試合に臨む。
[佐野悠太]
試合後のコメント
谷口
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「勝てた試合でした。自分たちが自滅してしまったという感じです」
――4回裏に5失点した場面についてはいかがですか。
「防げるミスがありました。そこをしっかり防げていれば、こういうことにはなっていなかったのかなと思います」
前田
――守備に少し乱れが出ていました。
「(明大は)守備でリズムをつくって攻撃で爆発させていくスタイルだと思っているので、守備でリズムをつくれなかったのが大きかったですね。これは投手の仕事でもあるので、僕が頑張れば良かったと思います」
――次戦以降に向けて意気込みをお願いします。
「優勝するにはあと全部勝つしかないので、ここから切り替えて頑張りたいと思います」
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