エース高島完封 立大初戦に勝利/東京六大学秋季リーグ戦
優勝へ向けて負けられない戦いが続く秋季リーグ戦。立大1回戦は高島泰都投手(法4=滝川西)が圧巻の投球で完封。攻撃面は安打が出ず苦しい展開もあったが少ない好機をモノにして5点を奪い勝利を収めた。
◆9・11~10・31 東京六大学春季リーグ戦(駒沢オリンピック公園硬式野球場他)
▼9・25 対立大戦1回戦(駒沢オリンピック公園硬式野球場)
〇明大5―0早大
立大戦 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
立大 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
明大 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
3 |
0 |
1 |
× |
5 |
エースがチームを勝利に導いた。序盤は二塁打を打たれるなどピンチを背負う場面が目立つも、バッテリーは冷静に対応する。「コースさえ間違えなければ失点はしないと思った」(高島)と無失点で切り抜けた。その後は調子を上げ立大打線相手にアウトの山を築く。結果、9回を投げ無四球無失点の内容でチームに大きく貢献した。
打線は序盤から安打が出ず重苦しい展開。しかし、3回裏、2死三塁の好機で谷口秀斗主将(営4=広陵)から適時内野安打が飛び出し先制点を奪う。さらに6回裏の攻撃では1死二塁の場面で田村陽大(農1=花巻東)が安打を放ち、相手中堅手の後逸の間にランナーが生還して追加点。その後もミス絡みで得点を重ね、勝敗を決定付けた。
前カードの慶大戦から打撃陣は調子が上がらず本日も全体を通し5安打と課題は残る。それでも谷口は「明日も今日のような泥臭い形での得点も狙う」と意気込みを語る。優勝のため、明日の戦いも気が抜けない。
[松田遥歩]
試合後のコメント
谷口
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「エースがピンチでしっかり抑えたことで自分たちに流れが来たのかなと思います」
――夏を終えてチーム内で変わったことは何ですか。
「レギュラー争いも激しくなってスタメンも固定していない状況が続いているので自分たちが色々な選手に合わせた起用をするようになりました」
高島
――今日の投球内容を振り返っていかがですか。
「初回からリズム良く投げることができ、球数も少なく抑えて完封できたので良かったのかなと思います」
――今後の意気込みをお願いします。
「ここから東大、早大、法大と3カードあり、強い大学も残っているのでまだまだ油断せずに戦っていきたいと思います」
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