
永井猛打賞! 2戦連続で慶大にコールド勝ち/東京六大学春季リーグ戦
前日の慶大1回戦で大勝した明大。全国への切符を死守するべく臨んだ慶大2回戦は序盤からリードする展開となり、13-3で2戦連続となるコールド勝ちを収めた。
◆4・3~5・23 東京六大学春季リーグ戦(早大東伏見グラウンド他)
◆5・8 対慶大2回戦(早大東伏見グラウンド)
〇明大13-3慶大(7回コールド)
慶大戦 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
慶大 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
× |
× |
3 |
明大 |
2 |
0 |
5 |
0 |
2 |
4 |
× |
× |
× |
13 |
まさに圧巻の試合内容だった。初回、相手投手の乱れから、幸先よく2点を先制する。3回裏には、高橋佑輔外野手(政経3=日大二)の適時三塁打などで一挙に5点を追加。流れは一気に明大に傾いた。8点リードで迎えた6回裏、2死満塁。打席には4番の谷口秀斗主将(営4=広陵)が入る。「ここで主将として1本出たので良かった」(谷口)と2点適時打を放ち、粘る慶大を主将が一打で振り切った。
この試合では、先頭の永井克樹外野手(営3=広陵)の活躍が目立った。打った3安打はいずれも二塁打。うち2本は適時打となり、2打点を記録した。「バットが振れていて、いい打球も飛んでいたので継続していけたら」(永井)と手応えを感じている。
先発投手はルーキーの田村陽大(農1=花巻東)。初の先発マウンドは走者を出す場面が目立ち、「先頭打者を出してしまうことがあり、なかなかチームに流れを呼べなかった」(田村)と悔しがった。それでも粘り強い投球で3回1失点と好投を見せる。4回表からは岩田一真投手(情コミ3=日大二)が登板。味方の失策などがあったが、「相変わらず安定していた」(谷口)。テンポ良く投げ、3回を最小失点に抑えた。
次週は早大との試合に臨む。「なんとか全日本への道を切り開きたい。絶対に勝つ」(谷口)。「今回と同じように死に物狂いで勝ち点を取りにいきたい」(田村)。気合は十分。今試合の勢いをそのまま次戦につなげ、全国を目指す覚悟だ。
[佐野悠太]
試合後のコメント
谷口主将
――気持ちのいい攻撃ができていました。
「自分たちが打つことができればこのくらいの実力を持っているのだなと感じました」
永井
――今日の打撃陣全体の調子はどうでしたか。
「みんな全体的に振れているイメージでした。早大戦も今回みたいに振っていけたらいいかなと思います」
――初回のバッティングはいかがでしたか。
「なんとかして出られればというところで偶然いいところに(球が)来たという感じですね」
田村
――今日の試合を振り返ってみていかがでしたか。
「2日連続コールドでいい形で勝てたので良かったと思っています」
――満塁の場面で2度打席が回ってきましたがどうでしたか。
「リラックスして、しっかり甘く来たボールを打って、打点を稼ぐことができたので良かったです」
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