
連勝ストップ 優勝から一歩遠のく/東京六大学秋季リーグ戦
勝てば優勝が近づく大事な早大戦。序盤はリードを奪うも守備の乱れから点を奪われ逆転。9回にダメ押しの3点本塁打を相手に叩き込まれ、3-7と敗北した。
◆9・5~10・24 東京六大学秋季リーグ戦(立川公園野球場他)
◆10・11 対早大戦(早大東伏見グラウンド)
明大3-7早大◯
早大戦 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
早大 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
0 |
1 |
3 |
7 |
明大 |
0 |
0 |
2 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
課題の残る敗戦となった。明大は3回裏に永井克樹外野手(経営2=広陵)と高桑一真内野手(商4=日大第二)がそれぞれ適時打を放ち2点を先制。4回裏には高島泰都投手(法3=滝川西)の中越え適時二塁打で得点を重ねた。先発の高島は中盤まで安定した投球を見せていたが5回表、試合が大きく変わる。四球から連打を浴び1点を献上すると後続を断つことができず3失点。さらに8回表、味方の失策から1死三塁となり、逆転の中適時打。「序盤から思い通りの投球をできていた。ただ決め球を拾われる場面が多かった」(武田眞選手・政経4=明大中野)。ここまで粘りの投球をしていた高島はここでマウンドを降りた。9回には3番手・上井健太朗投手(農1=札幌第一)が本塁打を被弾。拮抗(きっこう)した試合をものにできなかった。
記録された失策は2つ、しかしそれ以上にミスが目立った場面が多かった。5回表の無死一、二塁の場面で、相手打者がバントの構えを見せた際に三塁手の原晟也内野手(情コミ3=彦根東)が突っ込むも三塁へのカバーがおらず盗塁を決められる。小さなミスが失点の原因となった。「本当に勝てる試合だった」(辻主将・政経4=長崎商)と肩を落とした。最終的に4点差となったが、終盤まで強豪・早大相手に一歩も引かず接戦を繰り広げた。それだけに細かいミスが惜しかった。次が最終戦。確実にアウトを重ねることが優勝への道を切り開く。
[菊地秋斗]
試合後のコメント
辻主将
――今日の敗因は何でしたか
「守備やいろいろな面でのミスです。この一年間ずっと言ってきたことがシーズンの最後で修正できませんでした」
――次の法大戦が最後です
「2敗で並べば優勝する可能性はあるのでそれを信じて頑張ります。強い相手ですが絶対に負けないという思いで、このチーム全体で勝ちます」
武田
――次戦に向けて課題を教えてください
「基本に戻ってしまいますが、当たり前のことを当たり前にやるということです。それが今のチームに欠けている点だと思うのでチーム全体で意識してやっていきたいなと思います」
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