
8-0で東大に快勝 リーグ優勝に一歩前進/東京六大学秋季リーグ戦
立大戦での勢いに乗り、迎えた東大戦。全選手の調子が万全でない中での試合だったが、原晟也内野手(情コミ3=彦根東)の3打点を含む計8得点で完勝を収めた。
◆9・5~10・24 東京六大学秋季リーグ戦(立川公園野球場他)
◆10・3 対東大戦(立川公園野球場)
〇明大8-0東大
東大戦 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
明大 |
1 |
2 |
0 |
0 |
3 |
2 |
0 |
0 |
0 |
8 |
東大 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
チーム全員で白星をつかんだ。初回、死球と犠打でチャンスを広げると、すかさず3番・原の犠飛打で先制点を獲得。続く2回表には、2死三塁の場面で8番・金沢永輝内野手(法1=花巻東)が右前適時打放ち1点を追加。さらに失策も絡み、1点を加える。5回表、原の適時三塁打と兼村京佑外野手(農4=札幌第一)の一塁への適時打で一挙に3点を追加する。さらに6回表にもチャンスを逃さず2点を追加し、合計8得点を挙げた。
一方、3戦連続で先発マウンドに上がった高島泰都投手(法3=滝川西)は5回を投げて無失点の投球だったが、今試合は被安打5。立大戦での好投と比べると、少し影を落とす結果となった。しかし「打線でカバーする」(辻義大主将・政経4=長崎商)という以前からの課題を払拭する試合となった。
秋リーグ、ここまで好調をキープしている原。「バットが振れている」(原)と打撃の好調ぶりを示した。課題であった守備も練習を徹底し、ミスが格段と減った。「ベストナインを目指している」(原)と、三度目のベストナイン受賞に向けて意気込みは十分だ。
次戦の相手は常に大会で上位に名を連ねる強豪早大。今春の関東地区大学選手権でコールド負けを喫した雪辱を果たすべく「全力で勝ちにいく」(辻)。
[中澤美月]
試合後のコメント
辻主将
――リーグ戦が始まった頃は守備のミスが目立っていましたが、減ってきましたね。
「そうですね。でも記録上はノーエラーですけど、ギリギリで取ったという不安もあります。初戦の慶大戦の時に守備がボロボロで、それから平日は練習の半分以上を守備に費やしてやってきたので、ここはちょっと成長が見れたのかなと思います。もっともっと平日は守備練習をしまくって確率を上げていかないと優勝できないのです」
――次戦への意気込みをお聞かせください。
「早大には関東でやられているのでそれを返すというのと、最近早大は全国で優勝したり、リーグ戦優勝したり、全部取っています。勝ってやり返してやるくらいの気持ちで、全力で勝ちにいきます」
原
――好調の秘訣を教えてください。
「バットが振れている感じが自分であって、前の試合から調子が良かったので、それが持続していると思います」
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