ベスト4決めた!高島の快投で立大に勝利/関東地区大学選手権

2019.03.27

4回戦を5回コールド勝ちして迎えた立大戦。先発・高島泰都投手(法1=滝川西)が8回を3失点10奪三振の好投を見せ、6-3で勝利した。ベスト4進出が決定した。

 

◆3・20~3・29 第61回関東地区大学選手権大会(早大伏見グラウンド他)
◆3・26 準々決勝 対立大(上柚木公園グラウンド)
○明大6―3立大

 

準々決勝

1

2

3

4

5

6

7

8

9

立大

0

1

0

0

0

0

0

0

2

3

明大

0

0

4

0

0

0

0

2

0

6

 

 

 先発が試合を作った。初回高島が先頭打者からいきなり三振を奪うとテンポのよい投球が続いた。2回表、失策から1点を許してしまうが決して流れを渡さず、続く3回を三者凡退で抑えると打撃陣が力投に応えた。3回裏、1番竹村律生内野手(営3=佐野日大)の安打と四球で好機をつくると、4番高桑一真外野手(商2=日大二)の左前適時打で2点を奪い逆転。さらに勢いは止まらなかった。原晟也内野手(情コミ1=彦根東)の盗塁で好機を広げると、6番兼村京佑外野手(法2=札幌第一)が「強い打球を打とう」(兼村)と考え、右翼手頭上を越える適時打でさらに2点を追加した。4回以降も高島は課題だった変化球でカウントを取り、強打の立大打線をねじ伏せた。

 

 勝負強さが際立つ。2回戦の法大戦でサヨナラ打を放った谷口秀斗内野手(営1=広陵)。4回以降追加点を奪えない展開だったが、8回裏好機で打順が回ってくると「練習で誰よりも振ってきた」(谷口)ことを信じて打席に入る。好機の時は「初球から振っていくということ、とりあえず芯に当てること」(谷口)を意識。試合を決める一振りでダメ押しの2点をもぎ取り、ここ一番の強さを見せつけた。

 

[中澤美月]

 

試合後のコメント

千田京平主将(農3=花巻東)

――先発の高島が良い投球をしていました。

「昨年度からとても成長した選手なので頼もしく見えましたし、頑張ってくれています」

 

兼村

――試合を振り返っていかがでしたか。

「立大は昨年度のリーグ戦で負けていたので、みんな試合前から集中力があったし、やはり勝ちにこだわっていくということが、みんなで意識が1つに向いたと思います」

 

高島

――昨日に引き続きの先発でしたが。

「軽すぎても自分は投げ辛い部分があるので、昨日少し投げたのがいい方向に出たと思います」

 

――ご自身の目標をお聞かせください。

「準決勝決勝で勝てば全国なので、自分的にもチーム的にも目標は全国1位目指して頑張っているので全日本選手権を目指して頑張ります」

 

谷口

――準決勝ではどのような活躍をしたいですか。

「やはり自分の役割を明確にして、打つときは打つ、塁に出る時は塁に出ると明確にしてやりたいです」