伊勢が12奪三振の快投劇 リードを守り中央学大に勝利/夏季オープン戦

2018.08.18

 千葉県大学野球連盟に所属する中央学大との一戦。3回に相手のミスで先制に成功すると、4回に氷見泰介捕手(政経4=豊川)の適時打、5回には越智達矢外野手(営4=丹原)の豪快な一発で追加点を挙げる。終盤こそ追い上げられるも、投手陣の粘投でリードを守り切り連勝を飾った。

    

 

 高森キャンプ以降初めての先発となった伊勢大夢投手(営3=九州学院)は初回の三者連続三振を皮切りに、圧巻の奪三振ショーを演じて見せた。直球、変化球ともに抜群のキレを誇り、コーナーを突く丁寧な投球で打者を翻弄(ほんろう)。カウントを稼ぐ球と勝負球を巧みに使い分け、7回を投げ毎回の12三振を奪った。許した安打もわずかに3本と相手打線に突き入るスキを与えず。昨春のリーグ戦で酸いも甘いも経験した男が、秋のリベンジに向けて順調な仕上がりを見せている。

  [丸山拓郎]