明大から侍ジャパンに3名が選出/大学日本代表選考合宿

2018.06.24
 7月3日から開催される日米大学野球と8月にオランダで開催されるハーレムベースボールウイークに向け、22日から3日間にわたって代表選考合宿が行われた。全国の大学から計50人の選手が集い、明大からは逢澤崚介外野手(文4=関西)、森下智之内野手(文4=米子東)、渡辺佳明内野手(政経4=横浜)、森下暢仁投手(政経3=大分商)の4人が参加。合宿最終日に24人の代表選手が発表され、逢澤、渡辺、森下暢の代表入りが決まった。
 24日に行われた紅白戦では渡辺佳が1番・遊撃で先発出場。打撃では無安打に終わったが、3回の中継プレーで打者走者を三塁で見事に刺すなど守備での活躍が光った。逢澤、森下暢はこの日出場がなかったもの、逢澤はシートノックの随所で光るプレーを見せ、森下暢は他大のスタッフ陣とのコミュニケーションを図るなど両者ともに存在感を放った。
 
 明大からは六大学で最多となる3人の選手が選出。渡辺佳、森下暢は2年連続での選出となる。「去年の経験をしっかりと伝えて、勝てるように頑張りたい」(渡辺佳)。代表チームでも大黒柱となることは間違いない。日の丸のプライドを背負い異国の地でも躍動して、秋のリーグ制覇につなげたい。
[小畑知輝]
合宿終了後のコメント 
渡辺佳
――合宿を終えて今の気持ちは。
 「個人的には打てなくてちょっと悔しかったのですが、こういうチームのトップの選手と3日間できて自分の中で得るものもありましたし、いろいろなことを話して学ぶこともありました。結果的には良くなかったですけど、自分的には成長できた3日間かなと思いました」
 
――リーグ戦が終わってからこの合宿に向けて何か特別な調整などはしましたか。
 「体調だけは崩さずにと思って調整してました」        
逢澤
 ――合宿を通しての感想は。

 「全体的にレベルが高くて、その中でも日頃受けることがない刺激を受けながら良い3日間過ごせたなと思います。150キロ超えるようなピッチャーからヒットを打てましたし、毎試合1本ずつ打てたので良い形で取り組めました」
――仲良くなった選手はいますか。
 「甲斐野(央・東洋大)と話すことができたので、良い機会になったと思います」
 
――印象に残った場面はありますか。
 「後輩の小郷賢人(東海大)からヒットを打てて、キャッチャーの海野(隆司・東海大)も高校の後輩だったのですが、盗塁を決めれたので楽しかったと思います」
森下暢
――調子はどうですか。

 「調子はまあまあです。知ってる人も多いのでその人たちと楽しくやれています」