10点差で敗北 法大に力の差を見せつけられる/木村杯新人戦

2018.06.02

 決勝に進むことはできなかった。1回裏に先制を許し、その後5回にも味方の失策から一挙7点を失う。6回表に3点を返したものの、法大のペースを崩すことはできず10点差で大敗した。

◆5・27~6・3 木村杯新人戦(法大多摩グラウンド他)
◆6・2 対法大戦(法大多摩グラウンド)
明大3-
13法大

 ミスから大量失点を許した。初回、先発・高島泰都投手(法1=滝川西)は四死球からピンチをつくると、相手の3番に長打を浴びて2点を先制される。続く5回には、味方の失策がらみで好機をつくられ「スタミナがきれて球が高く浮いてしまった」(高島)。甘く入ったところを相手打線につかまり、一挙7点を失った。今試合の失策は計4つ。春季リーグからの課題である守備にまたしても不安が残る結果となった。「ミスを一つずつなくしていくしかない」(辻義大内野手・営2=長崎商)。まだまだ課題は山積みだ。

    一方で、希望も見えた。主将としてチームを引っ張った辻義大内野手、東大戦で勝ち越し打を放った木村勇登内野手(営2=明大中野)など、新戦力も来季へ向けてアピールした。「4年生にしっかりついていって、また秋勝てるようにしたい」(千田京平内野手・農3=花巻東)。上級生を含めて、また一つレベルアップした姿を秋季リーグで見せてほしい。

[岩田純]

試合後のコメント

――力の差はどこで一番感じましたか。

「やっぱり、初回のチャンスの場面で相手はタイムリーで点を取っている中で、こっちは三振でアウト取られて、っていうのもありますし、点取られた時もエラーから始まって崩れていったので、そういうところです。そこは夏の間に修正して、今度秋あるのでその時にできていければなと思います」

――新人戦のキャプテンとして心がけていたことはありますか。

「自分たちの学年が、周りの学年と比べてあんまりまとまりがなかった感じだったので、これを機に主将から声出して、引っ張っていこうかなというのは意識していました」

高島
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。

「ミスから流れが向こうにいってしまったのでそこからエラーが出ても次のバッターから切り替えて、そこで抑えられれば0は0なのでそこを抑えられるようにしたいです」

――これからの課題は何でしょうか。
「まだまだ走り込みが足りないので、こっちの暑さにも慣れつつ、走り込みをしてスタミナをつけて、球を低めに集めれるようにしたいです」