
7―20で慶大に大敗 大量失点で屈辱を味わう/東京六大学春季リーグ戦
自陣のミスが多く目立った。「調子は悪くなかった」(大南)と投手が相手打線を打ち取るも、味方の失策から悪い流れをつくる戦局へ。「熱さが感じられなかった」(平島嘉之主将・営4=明大中野八王子)とチームの士気の低下を懸念。そのまま計六つの失策から相手に大量20得点を与える結果に。勝利をつかむには悪い流れを断ち切るだけの実力が不可欠だ。
多くの課題が残る結果となった。勝ち点1で春季リーグ戦を終えるわけにはいかない。「格好つけずに泥臭くなんでもやる」(大南)と明日の第2戦をモノにする。「一から立て直すしかない」と語った平島。今試合の教訓を生かし「違う明治として生まれ変わる」(平島)。
[岩田純]
試合後のコメント
平島
――試合を終えてチームに向けて言いたいことはありますか。
「野球は大したことではないと思っていてなくても死ぬわけではないです。自分が小さい頃に始めて好きでやってきた中でそれよりも大事なことはたくさんあると思います。人間としてどういうふうに成長するのかが自分は一番大事で、普段応援している人たち、試合に出られないメンバーの気持ちを感じ取れるような人間でないといけないです。自分の一喜一憂で自分勝手な野球をするのではなく自分が出てる後には何十人もの人がいます。両親や支えてくれている人がたくさんいるのでそういう人としての熱や人の気持ちを感じ取ってできることを大事にしていきたいです。そういう気持ちは常々持ってほしいなと思います」
大南
――先発起用と言われたときの気持ちはいかがでしたか。
「一番に思っていたことは試合をつくるぞと思っていました。5、6回をめどに自分のペース配分、全力投球をいけるところまでいくと思っていて、それが達成できなかったことが幹部の方、上級生の方に申し訳ないと思いました」
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